Windows7 (64bit)でPhotoshop 5.5 (1999年発売)を動作させる方法を調べた。
Photoshop5.5については http://w7.vector.jp/softrev/detail.php?s_no=67056 に情報が載ってるね。
Photoshop5.5のインストールはうまくいった。起動もした記憶がある‥‥。一度起動確認しただけなのだが。
そのあとAdobe CS3, CS4をインストールしたのが関係しているかわからないが、Photoshop5.5が起動直後にかたまって「応答なし」になってしまう。何度やっても動作しない。
この画面のまま反応がない
どうやって起動できるようにしたのさ?
以下の9ファイルをPhotoshop5.5をインストールした別のマシン(Windows XP)から取ってきて、
Windows7のPhotoshop5.5がインストールされたフォルダ C:\Program Files (x86)\Adobe\Photoshop 5.5
に全部コピーしたら、一度は動いた。
(Windows XP) C: └─WINDOWS │ icccodes.dll 1999/05/26 09:46 20,992 │ iccsigs.dat 1999/05/26 09:46 40,129 │ IsUn0411.exe 1998/10/20 10:20 327,168 │ kpcp32.dll 1999/05/26 09:46 196,608 │ kpsys32.dll 1999/05/26 09:46 37,376 │ pfpick.dll 1999/05/26 09:46 58,368 │ sprof32.dll 1999/06/18 21:13 133,120 │ └─system32 │ MSVCRT10.DLL 1999/06/18 21:13 210,944 └ pcdlib32.dll 1999/05/26 09:46 212,480
でもそのあとWindows再起動したら また「応答なし」になってしまった‥‥。
確実に起動できないのはこまる。Photoshop5.5使うのはあきらめることにするよ‥‥。
ところで、上のファイルってどう調べたの?
Photoshop5.5をインストールしたときに追加されるすべてのファイルを調べたんだ。結果は以下になった。そのなかで実行に必要そうなファイルをコピーしたら一度は動いたというわけ。
Photoshop5.5インストールで追加されるファイル一覧 (Windows XP/2000の場合) C: ├─KPCMS │ └─CMSCP ├─Program Files │ ├─Adobe │ │ └─Photoshop 5.5 │ │ │ AdobeUI.fon 1999/06/30 20:18 10,832 │ │ │ AGM.dll 1999/06/18 21:08 610,304 │ │ │ ImageReady.exe 2012/01/24 19:46 10,199,111 │ │ │ Photoshp.exe 2012/01/24 19:46 6,034,432 │ │ │ ... │ │ └ 計 約540個のファイル │ │ │ └─Common Files │ └─Adobe │ ├─Acrobat │ │ ├─CIDFont │ │ │ HeiseiKakuGo-W5-Acro 1999/06/18 20:50 2,138,544 │ │ │ HeiseiMin-W3-Acro 1999/06/18 20:51 3,185,156 │ │ │ ... │ │ │ 計7個のファイル │ │ │ │ │ ├─CMaps │ │ │ Adobe-CNS1-H-CID 1999/05/26 09:45 1,863 │ │ │ Adobe-CNS1-H-Host 1999/05/26 09:45 8,701 │ │ │ ... │ │ │ 計14個のファイル │ │ │ │ │ └─Encoding │ │ AcRACNS1.dll 1999/05/26 09:45 27,648 │ │ AcRAGB1.dll 1999/05/26 09:45 26,112 │ │ ... │ │ 計4個のファイル │ │ │ ├─Calibration │ │ Adobe Gamma Loader.exe 1999/06/16 11:57 113,664 │ │ Adobe Gamma Readme.txt 1999/06/18 20:53 310 │ │ Adobe Gamma.cpl 1999/08/10 19:08 266,240 │ │ │ ├─Fonts │ │ │ AdobeFnt.lst 2012/01/24 19:54 21,069 │ │ │ │ │ └─Reqrd │ │ ├─Base │ │ │ │ cobo____.pfb 1999/05/26 09:45 50,532 │ │ │ │ cob_____.pfb 1999/05/26 09:45 35,500 │ │ │ │ ... │ │ │ │ 計16個のファイル │ │ │ │ │ │ │ └─PFM │ │ │ COBO____.PFM 1999/05/26 09:45 686 │ │ │ COB_____.PFM 1999/05/26 09:45 679 │ │ │ ... │ │ │ 計18個のファイル │ │ │ │ │ └─CMaps │ │ 78-EUC-H 1999/05/26 09:45 13,633 │ │ 78-EUC-V 1999/05/26 09:45 2,059 │ │ ... │ │ 計99個のファイル │ │ │ ├─TypeSpt │ │ ADOBEFNT.DB 1999/05/26 09:45 5,265,765 │ │ AdobeFnt.lst 2012/01/24 19:49 87,849 │ │ │ └─Web │ AdobeBanner.awe 1998/06/06 09:45 6 │ AdobeBannerenu.gif 1998/06/06 09:45 1,100 │ ... │ 計9個のファイル │ └─WINDOWS │ icccodes.dll 1999/05/26 09:46 20,992 │ iccsigs.dat 1999/05/26 09:46 40,129 │ IsUn0411.exe 1998/10/20 10:20 327,168 │ KPCMS.INI 2012/01/24 19:46 173 │ kpcp32.dll 1999/05/26 09:46 196,608 │ kpsys32.dll 1999/05/26 09:46 37,376 │ pfpick.dll 1999/05/26 09:46 58,368 │ sprof32.dll 1999/06/18 21:13 133,120 │ └─system32 │ MSVCRT10.DLL 1999/06/18 21:13 210,944 │ pcdlib32.dll 1999/05/26 09:46 212,480 │ └─spool └─drivers └─color ebug15m7.icm 1999/05/26 09:46 81,460 ebug18m7.icm 1999/05/26 09:46 81,460 ... 計26個のファイル
調べる方法だけどZSoft Uninstaller v2.5 Portableを使った。
- VMware PlayerでまっさらなWindows環境を用意し、そこでZSoft Uninstallerを実行。
- [Before installation] ボタンをクリックして、まずはソフトをインストールする前のファイルとレジストリを記憶させる。
- Zsoft Uninstallerを起動したままで、ソフトをインストール。
ソフトを起動して実際に少し使ってみる。ソフトの環境設定もいつものように設定する。
- そしてソフトを終了したあと、Zsoft Uninstallerの[After installation] ボタンをクリック。
- 名前をつけて保存するよう促される。
- 保存したAnalysisを右クリックして [Show Recorded Info]を実行するとインストールされたファイルと追加されたレジストリがわかる。
青のボタンをクリックするとテキストファイルとして保存できる。
最後の画面で FILE ADDED! の行の文字化けしてるのは何?
ああ、これは
FILE ADDED! C:\Documents and Settings\Administrator\スタート メニュー\プログラム\Adobe\Photoshop 5.5\Photoshop 5.5 お読みください.lnk
とかだな。
疑問なんだけど、調査でVMware Player使ったっていってたけど、VMware上でPhotoshop5.5動かせばよくない?
筆圧使う場合、VMware通さないで動かしたほうがいいんだ。ペンタブレット(Intuos4など)の筆圧は、そのままではVMwareの中で動くアプリに届かない。
Wacom プロフェッショナルペンタブレット Lサイズ 紙とペンに迫る書き味 Intuos4 PTK-840/K0
- 出版社/メーカー: ワコム
- 発売日: 2009-04-03
- メディア: Personal Computers
VMwareの中に筆圧認識させることもできるんだけど、筆圧を認識させるのはちょっとてまがかかるんだ‥‥。
え! VMwareのなかでも筆圧使えるのか。どうすればいいの?
まずVMwareの中のOSにタブレットドライバをインストールしておく。
VMwareではUSB機器の1つとして Intuos4 認識してるんだ。これを「接続」したら使えるのだが
こんな警告が出てくる。[OK]すれば、VMwareの中でもペンタブレットで操作可能だ。筆圧も感知するぞ。
しかし Ctrl+Alt 押して、VMwareの外のOSに戻ろうとしても、ペンタブレットのカーソルがVMwareの外に出てくれない! これがさっきの警告の意味だった。
VMwareの外に出て、「切断」すればよいのだが、この接続解除のためにはペンタブレットとは別の、外付けマウス(ノートPCならタッチパッドでもよい)を使うか、
またはキーボードで Alt+V →カーソルキー と操作して「切断」すればよい。
ちょっと面倒だろ。それにIntuos4の場合、ドライバがWindowsXP以降しか提供されてないので、Windows2000やそれ以前のOSでは筆圧使えない。タブレットドライバのサポートがなくなると使えなくなるので、ずっと使える方法ではないんだな。
そんな感じなのね。でもPhotoshop CS4 64bit持ってるなら、64bitのWindows7ではそれ使えばいいでしょ。
そちらを使うようにしよう。