さて次の作例だが、本 見て「Oh‥‥」と思ったので、別のイラスト描くことにする。
Oh‥‥
じゃあ、まず正円を書いて Freeform(自由変形)ツールで形をかえる。Pushで押すだけでこんなにできる。
これは便利そうなツールだね
FreeformツールってIllustratorでは見たことないな‥‥ FreeHand特有のツールなのかな。ベジェハンドル操作より直感的で個人的には使いやすい。(あとから知ったけどIllustrator10以降のBloat(膨張)ツールが同じ機能)
FreeformのPullで引っ張ったときはポイントが増えて、そのあとで修正しにくくなる。
Pointer(選択)ツールでAlt+ドラッグで引っ張る(Bend-O-Matic)と、ポイント増やさず、ベジェハンドルのみで曲線を作るので、あとで修正しやすい。
Freeformツールを使って、手描きふうの線幅にすることもできる。
このとき、Knifeツール('Close Cut Paths'のチェックを外す)で線に切れ目を入れてオープンパスにしてから [Modify - Alter Path - Expand Stroke]で線を塗りに変えると、複合パスにならずFreeformツールで形を変えられる。
マンガみたいに線の強弱をつけられるのか。でもこれ、線を全部太くしておいて、それをあとから一部細くするってことだよね
次は、手描きふうの塗りにチャレンジ。
FreeHandツールで、Variable Stroke(可変ストローク)を選ぶ。塗ってる最中にカーソルキーの←→で線の太さが変わるぞ。
それを塗りインスペクターで Lens(レンズ塗り)にする。Opacity(不透明度)は 25%くらい。
そのオブジェクトをCloneして場所をズラす。
それを Paste Insideする。
お、手塗りに見えてきた
ふむふむ。‥‥しかしこれ、ズームしたりするだけで再描画 遅いね。Fast Previewでも待たされる。
レンズ塗りを重ねたのがたくさんあると、こうなるんだ。本にも「あまりやりすぎないよう注意が必要です」って書いてある。
FreeHand 8Jスタート (MACINTOSH POWER BOOKS)
- 作者: 江竜朝生
- 出版社/メーカー: スパイク
- 発売日: 1998-09
- メディア: 単行本