Adobe Illustratorのグラデーションメッシュでリアルな画像を作る方法の本は、さっきの「Illustratorリアルイメージ・レクチャーブック」以外にこちらの本もあるんだ。
この本の目次は http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/0798.html にあるぞ。
この本も絶版。マーケットプレイス高騰してるね。
この本は「Illustratorリアルイメージ・レクチャーブック」と同じ著者が書いてるんだけど、C-tools2を使わないで制作している。
C-tools2必要かな…? プラグインを買おうかどうしようか迷ってるんだ。
買わないときは、次みたいに交点1つずつ選択してはスポイトで元絵から色を抽出して……を繰り返す作業が必要になるんだ。
なるほど。メッシュが細かくないので元絵の色の変化具合が再現できていませんね。
けどメッシュを細かくすると、スポイトで色を抽出する作業がたいへんなので、プラグインがほしくなる……ということですか。
まず下絵のJPEG画像(PSDだと重くなるかも)を [ファイル-配置-(チェック)リンク (チェック)テンプレート] で読み込む。
矩形(くけい)ツールで四角を描く。[オブジェクト-グラデーションメッシュを作成]で矩形を作成。
以下のように矩形(くけい)変形で輪郭と一致するように、移動する。
これでメッシュはできたので、次はメッシュの交点に色をつける作業だ。
まず、レイヤーパレットで、[テンプレート]をダブルクリック。表示濃度を100%にする(正しい色を取得するため)。
Adobe Illustrator10の場合、ツールボックスのスポイトツールをダブルクリックして、[スポイトの適用]の中の「アピアランス」のチェックを外しておく(これをすると下絵の色をShiftキー押さずにスポイトできる)。
[ウィンドウ-新規ウィンドウ]で今作業している画像を別の場所にも表示する。
[ウィンドウ-並べて表示]
片方のウィンドウで[画面-プレビュー]にして、「塗り」の色つき表示にする。[画面-境界線を隠す]で線を表示しないようにしておく。
もう片方のウィンドウで[画面-アウトライン]にして、「塗り」の色が表示されないようにする。
作業をするのは、塗りの表示されないアウトラインのほうだ。
最初にツールボックスでスポイトツールを選んでおく。
- [Ctrl]を押しながら(一時的に「ダイレクト選択」ツールにして)交点をクリックして選択する。
- [Ctrl]を離して(スポイトツールに戻して)、クリックすると色を吸い取れる。
- すると、先ほど選択した交点の色を変更できる。